東海自然歩道の西の起点は、箕面ビジターセンターの横。登山口の階段脇に立っている少々目立たない石碑がそれです。
僕のように東側から歩いてきた場合は、ここでゴールインした!という感動に浸っている暇もなく、さらに箕面駅に向けて4~5キロの道のりを歩かねばなりません。もっとも、途中に見ごたえのある箕面大滝があり、箕面川沿いの道はそれだけでも散策するに値する素晴らしい景勝ですので、退屈することは一切ありませんでした。
さて、箕面駅に到着すると。
あれ?なぜか、ここにも起点の石碑が立っています。
詳しい事情はわかりませんが、本来の起点は箕面ビジターセンターの横で間違いないはずです。Googleマップでも「東海自然歩道 西の起点」と記されています。
ただ、箕面ビジターセンターへは公共の交通手段でアクセスする手段がありませんので、結局は箕面駅から/まで、歩くほかないということになります。箕面駅前の石碑は、「実質的」な起点として、あとから造られたということなのだと思います。見た目にも新しいことですし。
さて、東側の起点と言えば、高尾山1号路から少し入ったところにある石碑がおなじみです。
ところが、実は、もう1箇所石碑が存在するのです。これ、意外と知られていないのではないかと思いますが?
場所は、京王線高尾山口駅を出て、高尾山方面へ向かう川沿いの細い道(もみじ通り)の途中。
何やらお饅頭のような形をした石が3つほど並んでいます。(写真は通り過ぎてから撮影:写真左奥が高尾山口駅)
そのうちの一つがこれ。
上に何やら文字が彫られています。しかし、読みにくいですね。
そこで写真を加工してみます。
「高尾 東海自然歩道 東の起点」と書いてあります!
比較的最近(ここ数年内?)設けられたもののようですが、個人的にはセンス無さすぎだなという印象ではあります。